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【自己紹介・後半】美容師からサラリーマンへ~抜け殻時代~美容師へ復帰

※人見知りだった僕が美容師を目指して原宿のスタイリストになるまでのストーリー前半はこちら

原宿美容師から一転、サラリーマンへ

晴れてスタイリストになったわけですが、「スタイリストになる」という目標を達成して、25歳という20代折り返し地点に立って初めて自分の人生について考えるようになった僕はなにを思ったかというと、、、

このままじゃお金がヤバい・・・

ということでした。

原宿の美容室というエリアで働いていましたが、給料は10万半ばで、家賃で半分近く持っていかれるような状況の中、ハサミや服を買っていたのでクレカの枠もいっぱいになってしまい、その返済に充てる資金を集めるために夜間のバイトをして朝出勤するという生活になっていたんです。

ずっと夢だった美容師になって、お客様も担当できるようになった。

でも現実はお金がなくてプライベートを削っている状態。

夜間の仕事は倉庫作業や会社の事務所移転などの力仕事なので、もちろん寝不足&疲労Maxで精神も限界に達していました。

そして僕は決断します。

やりたいことじゃお金はかせげない。お金のために働こう。

そう思ってからは早かったですね。長年お世話になった美容室を辞めて転職活動。狙う業種はこれから伸びそうなIT業界。当時のIT業界は売り手市場で転職に有利だったので、未経験募集も多く、受ければ内定という状態でした。

そうして僕は25歳でめでたくIT会社のエンジニアとして働くことになったのです。

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↑サラリーマンの僕と最初の美容室の同期たち

満たされたサラリーマン時代、心の穴は広がっていく、、、

運のいいことに親会社が東証一部上場でかなりホワイトな企業に就職でき、収入も倍近くまで上がって月の半分くらい休める状況になり、しばらくは充実したサラリーマン生活を楽しんでいました。

一分単位で残業代はでるし、有給もしっかりとれる。

連休は当たり前で海外旅行だっていけるし、家でアニメをイッキ見することだってできる。

馬車馬のように稼働していた美容師時代とは打って変わって、収入的にも精神的にも安定した生活を送ることができるようになりました。

やりたいと思ったらある程度のことはできる、でもなにをしても心の中にポッカリ穴が開いた感覚は埋まることはありませんでした

それは

”生きがい”

想いをもってやっていた美容師を辞めて、誇れるものがなくなった感覚。自信がなくなって、いつしか人見知りだった自分に戻っていました

このままじゃいけない。

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そう思って仕事の空いてる時間にネットで情報を集めて心に空いた穴をふさぐ何かを探して副業をやりだします。

ポイントサイト、アフィリエイト、ブロガー、転売、FX、バイオプ、ブックメーカーなど、ネットで出てくる副業はひととおりやったのではないかとおもいますが、どれも思うような成果がでるものはなく、やりがいと思えることも見つかりませんでした。

楽しいことがない。

そんな人生になっていました。

美容師への復帰を決意。人生を変えたたった一人との出会い。

サラリーマンになって2年半経って、副業もせず暇になったので家の近くの居酒屋でバイトを掛け持ちしていた時、ひょんなことから会社を経営されているという方を友人から紹介されて会うことになりました。

その方はコーチングというコミュニケーション技法を用いて、人生に悩んでいる人の人生相談に乗っているとのこと。

「そんな話しただけでやりたいことなんて見つからないでしょ」

と期待していなかったのですが、その方との会話は不思議で、自分の心の中に潜っていくような感覚になっていくんです。

その方曰く、「一緒に宝探しをしていく感覚なんですよね」とのこと。

そうしていろんなやり取りがあって最終的に僕の口から出てきたのは、

「髪を切りながらその人の人生を応援できたら最高でしょうね」

という言葉でした。その日を機に会社の退職を決意。

忘れもしない、2018年2月1日の出来事です。

そしてもともと育った原点となる原宿の美容室のオーナーに、美容師にもう一度戻りたいという旨を伝えて、一部場所を使わせてもらうことに。

そして3年お世話になったIT会社を退職し、フリーランスの美容師として復帰を果たしたというわけです。

美容室を辞めて3年経っていたので、お客様もゼロスタート。ブランクがあったので再度感覚を取り戻すために練習もして、空き時間にバイトもしてコツコツ紹介でお客様を担当するようになりました。

今ではおかげさまで常連のお客様からご紹介をいただけるようになり、美容師として売り上げがあがるようになってきました。

ほんとに今来てくださるお客様のおかげで生きていられると思うと、感謝しかありません。

自己紹介の最後に

長文につきあってくださりありがとうございました。これでも読みやすいように簡潔に書いたのですが、ほんとは各ストーリーごとに心の葛藤や細かい事件などがありますがそれはまたおいおい書いていきます笑。

とはいえ思い切って会社を辞めて安定を捨てたものの、失ったもの以上に得たものは大きかったです。

今は好きなことができているということがとても生きがいになっていて、毎日お客様の顔を見るたびに感謝の気持ちがあふれてきます。

僕みたいに変わった経歴がある人はなかなかいないんじゃないでしょうか?

好きな仕事→辞めてサラリーマン→やっぱり好きな仕事

いつかこんな遍歴があるからこそだれかの役に立てることがあればうれしい。

好きなことがわからない
好きなことをあきらめた
好きなことがあるけど理由をつけてやらない

そんな人たちの背中を押せる美容師でありたいと思って日々自己研鑽しながら髪を切っています。

今回のクラウドファンディングでの企画【縁技(えんぎ)】も、僕の最大限のチャレンジを通して、今の人生に悩んでいる人たちに何か伝わったら嬉しいです。

ぜひ、縁技についての記事もご覧いただけると嬉しいです。

縁技(えんぎ)とは?原宿美容師の新たなチャレンジ