縁技を通してみる未来~リアルな声からの課題抽出~
- 2020.03.01
- 縁技

喜んでもらえると思って善意でやったこと
と
相手が喜ぶこと
ってずれることが往々にしてあると思うんです。
今回はその辺の価値観の食い違いについて書いていきます~!
有難迷惑になってしまうワケ
「#被災地いらなかったものリスト」というハッシュタグを知ってますか?
3.11などで被災した人達のリアルな声ってことで、以前SNSで話題になりました。
そのリストには
千羽鶴
寄せ書き
生鮮食品
賞味期限が近い・わからない食品
など
これらの大半は人々が善意で「良いこと」として被災地に送ったもののはず。
きっと受け取る人たちも相手の善意を心から喜んで受け取りたかったことでしょう。
だけど受け取ったものの中には嬉しいものもあれば、受け取っても仕方ない物もあったんです。
ぶっちゃけ”ありがた迷惑”な物があったってことですよね。
このハッシュタグが拡散されたことで
まず貰えることに感謝しろよ
もらえるだけで感謝しろ
千羽鶴いらないって言われると悲しい
など、受け取る側の姿勢に対するコメントが増えたりしたんですが、それが倫理的なのか道徳的なのかを批評する前に考えなきゃいけないことがあると思うんです。
なぜこういうことが起きてしまったのか?について考える
与えるもの、受け取るものの意見が食い違うことのどちらにも良い悪いはなく、
なぜ受け取る側が必要とする物資の提供ができなかったのか?を考えるべきだと思うんです。
そもそも受け取る側と与える側の認識が一致していたら、受け取る側がいらないと思うこともなく、心から感謝していたことでしょう。
今の話はあくまで一例ですが、会社と社員だったり、友達同士だったり、家族間においても受け取る側と与える側のズレが起きることはあると思うのです。
どうしたらズレがおこらなくなるのか?
というと
シンプルにお互いのコミュニケーション
だと思っています。
そもそも被災した人達に直接「今何が必要なのか?」ということをしっかり聞いておくことができれば、必要なものを提供することなど容易だと思うんです。
きっとこういうことに困っているだろうな?
というイメージも大事ですが、
何が必要なの?と実際にリアルな立場の人に聞く
ことの方が確かだと思うのです。
縁技を通してリアルな声を集める
なので僕が縁技(えんぎ)という活動を通してできると思うのは、
住んでいる人たちのリアルな声を集めること
髪を切るというコミュニケーションを通して仲良くなって、
どういうことに困っているのか?
どうなったらよりよくなるのか?
ということを話していきたい。
もちろんその辺も動画で配信していきます。
リアルな声を撮った動画を配信することで、これから地方創生していきたい企業や起業家の方の課題抽出のヒントになると思うんです。
縁技活動を行っていって動画を配信
↓
企業や起業家が課題を抽出
↓
行動
っていう流れができたら理想だなと。
僕はあくまで美容師のスタンスで取り組んでいきたいので、訪問してカットして動画配信してまで。
そこからは動画を見た方がいろんなアイディアを浮かべて行動してもらえばいいとおもんです。
僕も協力していける部分は協力していきたい。
そんな感じで、リアルな声を集めていくことで、地方創生をしたい人と住んでいる人との認識の相違をなくしていくということを縁技(えんぎ)でやっていきたいと思っています。
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